橋本奈々未の恋する文学~花埋み①
- 鹿橋 佑々
- 2019年10月27日
- 読了時間: 3分
題材 渡辺淳一 作「花埋み」
ロケ地は主人公である荻野吟子が活躍されたせたな町が中心になっています。
日本人初の女医として活躍し、旦那さんである志方さんと共に蝦夷地、現在の北海道へ開拓者として渡りました。旦那さんを亡くされてからは瀬棚と東京で晩年をおくられました。
なぜ女医を目指したのかなど興味のある方はぜひご一読を。
綴るにあたって
ここからは私の思いや、彼女を尊重しての公開となります。
以前こんな文言を残しました。
「知りたい方のみ知ってくれたらそれでいい、望んで知りたいという方の目に届きますように」
書かないほうがとも思いますが、彼女やあの番組、また北海道の人々、景色の素晴らしさについてどうにか言葉や記録として自分の中だけでなく、多くの方々に残したいという一心で書かせていただきます。
せたな町の北檜山地区。海岸から少し内陸に入ったところです。


函館バス北檜山出張所
冒頭、北檜山地区の中心部にあり、商店街まで徒歩で行ける函館バス北檜山出張所に橋本さんは降り立ちました。
その出張所をでて、まっすぐ向かった街中に橋本さんが訪れた「長沢衣料品店」「長谷川菓子」さんがあります。


長沢衣料品店
最初に立ち寄ったのは「長沢衣料品店」
奥様一人で店構えをされており、婦人服、紳士服を取り扱います。
ロケに来ることはかなり前から依頼されていたそう。
ただ「あんまり来ることは言わないで」と言われたそう。しかしどこからか聞きつけた学生さんなどがロケを見に来たりしていたそうです。
ほんとにさらっとお店の中に入り店内を見渡しながら、テレビでのシーンでもあった橋本さんの祖父が着ている服があると笑いながら手に取っていたそうです。
サインもいただいたそうで大事に保管してありました。

「宝物なの」と奥さんの口から聞けたことがなおのことほほえましかったです。


長谷川菓子舗
そして隣のお菓子屋さん。
お店に入ると陳列棚はほとんどガラガラ。話を聞くと、人気店らしく午前中には人気の商品からどんどんなくなってしまうそう。
恋する文学を見てきたことを伝えると、「あぁー、ななみちゃんね、ななみちゃんが食べたお菓子さっき売り切れちゃったの」と一言。
お見舞いに行く男性が買っていったそうで、私以上におばさんも悔しがっていたのが印象的でした。
そんな橋本さんが食べたお菓子は「北の夢物語」と「狩場山せんべい」
夢物語はかぼちゃの入った生地にホワイトチョコをサンドしたものだそうです。近くのホテルにも出しているそうです。
食べることができたせんべいはシンプルで素朴な甘さのビスケットのような感じでした。昔からある人気商品です。
これ以外にもたくさんお菓子があり、全種類食べ比べましたが実においしい。和菓子好きな人からするとお茶のお供にあると嬉しいものばかりでした。人気なのもうかがえます。
実は橋本さんは以前にこのお菓子を旭川で食べたことがあるらしくとても懐かしんでいたそうです。
花埋みの冒頭で入ったお店でのお話は以上です。
細かいことをいうとさらにありますが、それは反響次第で・・・
長文失礼しました。一人でも橋本奈々未さんのファンの方の目に届きますように。そして一人でも多くの人が北海道を訪れてくれますように。
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